■設計/cafe co.
■用途/焼肉店舗
■構造/鉄骨造6階建
■建設地/名古屋市中区
フロアごとに設定されたテーマ性。
1階待合ロビーは牛の角をイメージしたアクリル照明が特徴的なホテル並みの上質空間。2階~5階に設けられた客席は、それぞれ「クリスタル」「アイアン」「ストーン」「WOOD」をコンセプトとして展開。最上階の6階は「名古屋」をテーマにしたラウンジバー。各フロアが異なる設計コンセプトによって構成された「焼肉 華火 名古屋錦店」は、1案件ながら6店舗を同時に造っているような感覚でした。意匠性が強い物件だけに、内装材に施工実績の無い仕上げ材が指定されることも多く、そのための予算取りに手間取ることも多々ありました。また複雑な店舗構成により、確認申請の通過が遅くなったため、お客様の意向が変わり当初の設計デザインは全て白紙に。再度、お客様と設計士さんとともに内容をすり合わせることになりました。
坪単価160万円の大胆さと繊細さ。
3層分のクリスタルが吊られたファサード、クリスタルのパーテーション、スチールレーザーカットの框戸、ライムストーン調の特注タイル、特注和紙を重ね貼りした壁面など、個性豊かな素材のオンパレード。さすが坪単価160万円以上の物件にふさわしい、大胆かつ繊細なデザイン内容です。ただ、それだけに完成後の不具合が心配されたため、施工段階ではその対策を第一に考え作業を進めました。4ヵ月半という短い工期の中で、変更に継ぐ変更は試練ではありましたが、建物づくりに情熱を注がれるお客様と設計士さんの希望に添えたことが確かな自信につながっています。